財政健全化はデフレ下の今、果たして必要なのか - 午年の乙女座
2009/12/12 (Sat) 09:46:10
デフレ下の事業仕分け、確かに財政の健全化はある意味正しいことだけれども、日本の国の借金は、多くは国債であり、国民に対して借金しているのとおなじです。外国に対する対外債務であれば、世界の中での「日本株式会社」はデフォルトしてしまい大変だけれども、日本の場合は「日本という家庭内」でお父さんが子供からお金を借りているのと同じなのです。だから今必要なことは、お父さんが子供に借金を返すのでは無くなく、将来の産業の振興のためにお父さんが新しい事業のためにどんどん投資することなのです。子供にせっせっと借金を返し続けても、このままではデフレデフレで日本経済は破綻します。破綻して困るのは子供である国民です。話は変わりますが、米国は対外債務は多いですが、基軸通貨国ですから、日本と事情が違います。ただ最近産油国やEUや中国ではドルからやや距離をおくようになってきています。